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観察会。

昨日に引き続き鈍痛。

全然緩和しないあたり、アニサキスじゃないの?
とか思っていたんだけど、なんか釈然としない。
だって、それほど痛くないんだもの。

アニサキスとは→wiki先生、ちょっとグロ注意


診療所で紹介状を頂く。
アニサキスの疑いがあるから今日やって、
と予定をねじ込んでくれた。多謝。

胃カメラのために胃腸クリニックへ10分ほど歩いて移動し、
紹介状などなどをお渡しして受付。

アニサキス?アニサキス?みたいな会話が受付内から聞こえる、
なに?アニサキスだめ?アンチアニサキス?

先生曰く、その病院では年に1回くらいしか症例がないそうだ、
交通事故より少ないっていう噂。珍しいそうだ。
でも日本では年間2000件とかあるらしいんだけどな、地域的なもんか。

で、
昨日の昼依頼、胃カメラを考慮して断食していたので
問題なく胃カメラを飲める方向で話が進んだ。

その後、てきぱきとアレ飲んだりコレ射たれたり前準備を行われいざ胃カメラ。
まさか人生初の胃カメラがこんなタイミングだとは思わんかった。

胃カメラ自体は先生がベテランなので苦も無く胃に突入、
個人的に「オエッ」ってならない耐性があるってのもある。

ぐーりぐーり探していると「いたいた!でっかいなー!」との声。
曰く、こんなデカイの初めて見たかもしれない、とか。

気付いてみると、看護婦さんが数人見学に来ていた。
「でっかーい!」「ぴちぴちしてる!」「すごーい!」「うわ、怒ってる!」と、
各々好き放題言っておられた。

もう胃カメラ室はアニサキス観察会開催中。
元々その手の分野の人だから、気持ち悪いよりも興味深いんだろう。

で、無事鉗子で確保されて「いないね?もういないね?」と数人で確認しつつ撤収。
アニサキスはホルマリン漬けにされて、検体になるんだそうな。
おもしろい。

無事撤去されて胃炎の薬もらって終了したのでした。

で、発見&鉗子で捕獲の写真がこれ。
白いうねうねしたのがアニサキス、1日放置したからだいぶ埋まってる。

一応モザイク。リンク先はモザイク無し。グロ注意。

撤去したら痛くなくなるって言うんだけど、1日じゅう胃がもやもやしていた。
どうやら胃炎になっているので、それが引っ張るようで、
あとは時間が解決してくれるという。

放置してもアニサキスは3、4日経てば死滅するから勝手に治るらしいけど、
数人食べているので原因特定しておきたかったのと、
仕事に行くのはさすがにしんどいのと、
その他諸々の理由で今回は胃カメラを飲んだ次第でした。

いやー、良い体験した。

とうわけで、生物には気をつけましょう。

アニサキスといえばこの季節のイカ、サバは危険。
イカは開くと薄皮の下に渦巻いているので余裕で撤去できるのでまあよし。

サバは新鮮なら内臓を落とせば割りと大丈夫。
でも鮮度が落ちると内臓から筋肉に移動するので、わからなくなるのでヤバイ。
鮮度が落ちたら絶対に加熱処理しないとマジでヤバイ。

ついで言うと、サバは8割のサバにアニサキスがいるんだとか、
捌いてアニサキスがいないほうが珍しいって言う危ないヤツ。

で、そのサバに当たったんだろうなー…今度は気をつけよう。
でも怒られそうだからちょっとの間は自重しよう。

でもイワシとか秋刀魚とか、
その他のお魚にもアニサキスその他は居るので、
結局のところ生で食べるのは運次第って言う。

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