■ 爪噛み
上唇の内1号は爪噛みが止みません。
原因はストレスだとわかっているのですが、注意し過ぎるとストレスだし…と日頃から対応を考えています。大人になれば意識的に考えられるのかもしれませんが、幼児には難しいようです。とはいえ、深爪になって血が滲んでいることもあるし、何とかしないと。
■ 対策を考える
そこで、バイターストップなるものを使用してみました。爪噛み・指しゃぶりの癖を直すためのマニキュアで、苦い味付きなのです。実際舐めてみると、そこそこ苦くて後味も悪いものでした。が、1号に試してもらったところ効果は微妙でした。
そもそも、大人も嫌がるような苦い薬を粉のまま飲む1号にはこの程度の苦さは平気なようで、むしろ爪がキラキラすることが嬉しいために噛みにくくなるという結果になりました。さすが女の子ですね。
そのため、我が家では苦さよりも爪がキラキラに、という方向で使用しています。他にもネイルシールなどなど、その子にあった対策をとれば多少は抑えられるようです。
■ 原因を探る
子供の癖は千差万別です。爪噛みもその一つですが指しゃぶりやササクレを剥いてしまうなど色々あります。ただその癖が表に出るタイミングというものもあるようで、1号の場合はストレスがかかると爪を噛んでいます。
しかしそれがわかれば、叱ることはストレスとなり逆効果とわかるので、他の方向に切り替えることも出来ます。やみくもに叱るよりも、よく見て対策を考えましょう。
とはいえ、子供のうちは意識的に直せと言うのは難しいと思うので、もう少し大きくなるまでは抑える努力を、小学校中学年くらいからは意識的に直してもらえるように考えてみようと思います。
■ その後
爪噛みから数年たち、今では治って…いません。度重なる爪噛みでつめは短くなり、指先が丸くなって飛び出る感じになっています。普通の指の形では無いですね。本人はあまり気にしている様子もなく、他の人と比べるのはまだ先のようです。
引き続き対策を考えて行きたいのですが、もはやメンタル云々ではなく癖になってしまっているのだと思います。これはこれでどうしたものか悩ましいものです。バイターストップはもう効かない、気付きとして付けても手を洗って落ちてしまえば意味がない、学校など見えないところではどうしようもない。
結局は本人の意志に任せるしか無いのか悩んでいるところです。