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やけど

更新が滞っておりましたが13日に負傷して家でおとなしくしていました。落ち着いてきたのでひとまずまとめ。

【どうしてこうなった】
麦茶を作っていたらポットが割れて熱湯びしゃーとなりました。いつも通りに入れていたので、経年劣化とか諸々考えるとありえないこと無いな、というのが個人的な見解です。油断大敵。

【被害状況】
左肩付近から熱湯を浴びることになり、左胸部、左上肢に2度の熱傷を負いました。足はたまたま、本当にたまたま撥水性のズボンを履いていたので被害がなくて、腰と親指付近に熱傷を負う程度でした。

救急隊曰く、初動はパニックになりますがとにかく冷やす、救急車を呼ぶ、が大事だそうです。その辺の水でもなんでも良いからまず冷やす、そして可能なら流水でも水風呂でも、とにかく冷やす。30分位は冷やしていないと体内への侵食が進むため、予後が悪いそうで、また面積が広いと生理現象に体がついて行かず臓器不全になったり、感染症にもなりやすくなるためすぐに救急車を呼んでほしいと言っていました。

【応急処置】
熱傷を得意とする先生が近所にいたのでそこへ運ばれました。2度の火傷なので何するでもなく、軟膏と保護用にガーゼで水疱を保持するだけで帰宅OKでしたが、たまたま胴体と脚部に被害が無かったからで、もう少し酷いと救急隊が言っていたような恐れが出てくるため入院だったそうです。処方は痛み止め(ロキソニン)と抗生剤(フロモックス)だけでした。

【その後の経過】
大きな水膨れは先生が穴を開けて水抜き、でも皮膚は温存するのだそうで、キズパワーパッド的なものは使いませんでした。しかし数日処置を続けるとその皮膚も腐れてしまい、皮下がさらけ出されるように…痛いです。軟膏とガーゼで保護しながら更に数日、軽症部分は動かせるようになり手首から下は開放されました。ただ皮膚が弱くなり色素沈着もあるため日焼けしないようにとのことでした。

1週間を過ぎてくると、2度の浅部と深部がわかり始め、上腕内側は案の定深部と判断になりました。ここからフィブラストスプレーを使用することになりました。2週間経った頃に皮膚移植するか判断するそうです。処置方法の判断にも時間がかかります。

そして今日やっと仕事復帰したのですが電車痛いです。通院は1日おきに消毒とガーゼ交換など行う予定。皮膚移植にならないと良いなあ…

【熱湯での熱傷】
余談ですが、熱湯でそんなに大変なことになるの?と何人かに聞かれましたが、お湯も70度以上になると数秒で火傷になるそうで、やかんから移したあとで80~90度で2リットルの量を考えるとそれはもう一大事です。肩からかぶってもちょっとかかった足先に水疱が出来るレベルなので、笑えません。

また皮膚が再生するまで対症療法を行うだけなので、痛み、痒み、臭い、風呂に入れないなど色々と長期間悩まされます。精神的にもけっこうきます。

そんなわけで火傷恐い、というお話でした。

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